株は難しくないよ、っていう話「スピード水着」英スピード社の国内代理店としてゴールドウインが9日、 人気化し暴騰、東証1部上昇率ランキングトップに君臨したのはご覧に なっただろうか?スピード社の日本総代理店としてオリンピックでスピード 社の水着を日本の競泳選手が使用できるようになれば、その効果は 絶大と随分前から見られていたのは、みなさんご存知のとおり。200 メートル平泳ぎの決勝で、英スピード社の高速水着「レーザー・レーサー (LR)」で挑んだ北島康介選手が2分7秒51の世界新記録で優勝した のが8日のレース。今回は北京五輪壮行会を兼ねていたわけだし、 注目度は高かったことに加え、国内メーカーがどんなにがんばっても 同じ品質には短期間でならないことも周りからみて分かっていたはず。 その他の選手で英スピード社の水着で泳いだ人も好記録を出して いるわけだし、世論はスピード社の水着でオリンピックを戦って欲しい、 と。思っていた状況。そんな中、国内メーカーが契約に固執して、 メダルを逃す日本選手を見たいなんて言う訳がないし、それこそ不買 運動が起こってしまい、プロモーションには逆効果。ともなれば、 この週末の最後のレース、そして連盟の最後の決断のチャンスの前に 国内代理店のゴールドウィンを買っておくのは、悪くない選択。 と、株式投資ってそんなに難しくなくて、身近な素材で十分利益が 取れるという典型的な例。 さらにもうひとつ この週末 http://ecolife2008.com/ が行われていたのは、ご存知だろうか? テレビでもラジオでも 結構流れていたし、東京に住んでいる人は行かれた方もいたかな。 私も8日に行ったけど、すごい人でかなりの著名企業がブースを 出しているのは知っていたけど、思った以上に盛況だった。この 状況とともに、エコのお話が日本テレビで丸一日放映される ことを知っていたわけだから、環境系銘柄に対しての注目度が 嫌でも高まるだろうと、予想していたとおり。それ以外にも先週の 土日はエコの番組やエコのイベントが各地で開催され、洞爺湖 サミットに向けて環境意識が盛り上がってきたような感じ。土日に 横浜で開催されたエコカーワールド2008横浜にも様々なエコカーが 展示されて来場者の皆さんの関心を呼んでいたし、クルマ社会の 進展の中でガソリン急騰が我々のカーライフに変化を促している わけだし。もともと、トヨタはプリウスで先行し、ハイブリッド車も 手がけていることはご存知のとおり。そして、三菱自動車は、 電気自動車の生産体制を2010年度にも年1万台規模に すると発表しており、2009年夏に初年度1000台で生産を開始 して、1年後には10倍に拡大する計画。先日、日本郵政グループの 郵便事業会社が、保有する全ての自動車を電気自動車に 切り替えとの報道があり、リチウムイオン電池を搭載した 電気自動車の実用化を進めている三菱自動車が続伸し、 年初来高値追いとなったのはちょうど1週間前。このとき、 GSユアサや古河電池などの電気自動車・自動車向け電池の 関連銘柄の名前も挙げてあったよね。もし電気自動車が 実現できたらこの生産では、世界最大規模になる見通しだからね。 「電気自動車」は、二酸化炭素(CO2)の排出量が少なくて、燃費に 換算した電気代は約10分の1と安いんだから、言う事ないね。 といった分析や環境のことを考えると、見るべき銘柄はこの前 挙げたところから選ぶだけ。古河電池はストップ高だったし、 GSユアサは7300万株を超える全市場トップの売買高。 6月9日 |